社内検証

オムロン製UHF帯RFIDリーダライタの読取検証

昨今、セルフレジに導入して話題になったRFID。交通系ICカードや商品の在庫管理・検品などあらゆる用途や業界で使われています。

現在活用している事例として、製造現場で金属製品にRFIDタグを取り付けて、製品の個体識別に使用しています。

今回は、RFIDの種類のひとつであるUHF帯のRFIDリーダライタの読取検証をご紹介します。

全体の機器構成

  • 制御コンピュータとRFIDリーダライタをLANケーブルで接続します。
  • 制御コンピュータとタッチパネルモニタをLANケーブルで接続します。
  • RFIDリーダライタに24V電源ケーブルを接続します。

RFIDリーダライタ

RFIDリーダライタに対して、電源ケーブルと通信ケーブルを接続します。通信ケーブルはスイッチングハブを経由してLANケーブルで制御コンピュータと繋がっています。

※ RFIDリーダライタ側の通信ケーブルは専用コネクタです。

主な機器仕様

「基本データ」
シリーズ:V780
型式:V780-HMD68-ETN-JP
ネットワーク:Modbus TCPベース(TCP/IP)

「一般仕様」
外形サイズ:250(W)x 250(H)x 70(D)0~10,000,000mm
電源電圧:DC24V
消費電力:10W以下
使用周囲温度:-10~+55℃(氷結なきこと)
使用周囲湿度:25~85%RH(結露なきこと)
取付方法:M6ボルト 4箇所
上位通信ポート:Ethernet 10BASE-T/100BASE-TX
上位通信プロトコル:Modbus TCPベース
適用規格:構内無線局(920MHz 帯移動体識別用無線設備)、ARIB-STD-T106

「交信仕様」
対応国:日本(構内無線局(免許局))
最大放射電力:4W
出力電力:15~27dBm(1dBステップで切替可)
偏波特性:右旋円偏波(RHCP)
マルチアクセス:RFIDタグを最大64枚の読取りが可能

機器のサイトURL:https://www.fa.omron.co.jp/products/family/3630/feature.html

制御コンピュータの構成

制御コンピュータは、シーケンサやPLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)と呼ばれ、機械や装置を自動制御するためにプログラムが書き込まれているコンピュータの事です。工場などで一般的に使用されているコンピュータの一種です。

Ethernetユニットの3ユニット目のポート1でRFIDリーダライタとModbus TCPプロトコルによる通信を行っています。

ユニット構成

「基本ベース」
名称:基本ベースユニット
型番:R38B

「電源ユニット」
名称:電源ユニット
型番:R61P

「CPUユニット」
名称:シーケンサCPUユニット
型番:R04CPU

「出力通信ユニット」
名称:トランジスタ出力ユニット
型番:RY40NT5P

「Ethernet通信ユニット」
名称:Ethernetインターフェースユニット
型番:RJ71EN71

タッチパネルモニタ

  • 「タグデータ」数値表示にRFIDタグに書かれたデータを表示します。
  • 「タグ読取り」ボタンを押すことで、RFIDリーダライタから電波を照射して、RFIDタグのデータを読取ります。
  • 「タグ書込み」ボタンを押すことで、RFIDリーダライタから電波を照射して、RFIDタグにデータを書き込みます。
  • RFIDリーダライタの状態を下部に表示します。

金属対応RFIDタグ

金属製品にRFIDタグを取り付けて利用するため、金属対応のRFIDタグを使用しています。

検証結果

RFIDタグをRFIDリーダライタに設置し、「タグ読取り」「タグ書込み」のそれぞれの検証をしています。遅延等は無く即座に読み取れています。

最後に

オムロン製UHF帯RFIDリーダライタの読取検証をご紹介しました。

UHF帯RFIDリーダライタを活用したシステムをご検討中の方の一助になれば幸いです。

アルチテックは、このような装置を使ったシステムの開発で、お客様の課題解決のお手伝いをさせて頂いております。

お客様の課題や現場の状況に合わせた最適なご提案をさせて頂きますので、お気軽にお問い合わせください。

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