ソケット通信を使用した定型応答ボットのアプリケーションを作成してみましょう。
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演習問題１
本演習では、ソケット通信を使用して、クライアントから送られてくるメッセージに自動で応答する簡単なボットアプリケーションを作成します。
完成イメージ
今回作成するアプリケーションは、サーバー側とクライアント側の2つのアプリケーションで構成されます。
「作成するアプリケーション」
サーバーアプリケーション
メイン画面
コントロール
| 名称 | コントロールの種類 | 備考 |
| 固定文字1 | Label | |
| ログメッセージ | ListBox |
要求仕様
１. アプリケーションを起動すると、「ログメッセージ」にサービス開始のメッセージを表示します。
２. クライアントからの接続待ち状態にします。
３. クライアントから接続されると、接続したクライアントのIPアドレスをログメッセージを表示します。
３. クライアントからメッセージを受信すると、受信した内容をログメッセージへ表示します。
４. 受信したメッセージに応じて、自動で定型のメッセージを応答します。
| 受信メッセージ | 応答メッセージ |
| DATE | 現在日（形式：yyyy/MM/dd) |
| TIME | 現在時間（形式：HH:mm） |
| DATETIME | 現在日時（形式：yyyy/MM/dd HH:mm） |
| 上記以外 | Unknown command |
５. 画面右上の閉じるボタンをクリックすると、ソケット通信を終了し、アプリケーションも終了します。
クライアントからの接続待ち処理およびメッセージ受信処理は、アプリケーションが固まらないように非同期で実行してください。
クライアントアプリケーション
メイン画面
コントロール
| 名称 | コントロールの種類 | 備考 |
| 固定文字1 | Label | |
| 受信メッセージ | Label | |
| 送信メッセージ | TextBox | |
| 送信ボタン | Button | |
| 接続ボタン | Button |
要求仕様
１. 「接続ボタン」をクリックすると、サーバーへ接続します。
２. サーバーへの接続が完了すると、「接続ボタン」の文字を接続完了へ変更し、クリックできないようにします。
３. 「送信メッセージ」を入力し、「送信ボタン」をクリックすると、サーバーへ送信します。
４. サーバーから受信したメッセージを「受信メッセージ」へ表示します。
５. 画面右上の閉じるボタンをクリックすると、ソケット通信を終了し、アプリケーションも終了します。
サーバーからのメッセージ受信処理は、アプリケーションが固まらないように非同期で実行してください。
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演習問題を通し、ソケット通信を使用したチャットアプリケーションを作成します。
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